とどめる

いつも違うことやってる、と少し前に言われて、それは応えようというところからくるものだったのだけれど、いまはそれもやめたので、単純なサイクルを過ごしている。同じものを食べたり、作るものも延々ボタンだったり。お昼はいつもお蕎麦、みたいなそういう。

単純だけれどちょうどよさ、みたいなことを思う。自分の体があって、それよりも大きなサイズのものをいままで抱えていたのでは（比喩です）、というような気持ちになる。

ちょうどよさを自覚すること。自覚しながら、いまできることを淡々とやること。少しずつそれを展開させていくこと。

変わることも、できないことも、悪いことではないんだな、と思う。できることをできるだけやりたい。

腐ハウスブログでもかいてるよ

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腐ハウスブログ

ゆらぐはつはる

相変わらずゆらぎのなかにいる。

年末病院に行ったとき先生には「あと少しだね」といわれて、先週行ったときもわたしは「元気です」と言ったし実際元気だった。休みをもらっていた工房に挨拶にもいけたし、ぽつぽつ土に触ったりもしていた。それが今週に入ってからさっぱりである。

天気が悪かったり寒いのも影響しているのかもしれないし、できるできる！と思ってろくろたくさんひいたし、部屋の掃除をほんの少しがんばりすぎた、というのもあるのかもしれない。だけどこんなに外に出るのがしんどくなるとは思っておらず、困ったなあ、というかんじ。

今日はひさびさに思考が固定されていくかんじがして、ああよくないなあと思った。こういう、思考が一箇所にとどまるときをわたしは「頭の調子がよくない」と呼んでいて、実際考えることをやめてしまえばいいのにそれができないのだから困ってしまう。ぐるぐるしつづけて、それがいきすぎるとあまりよくないところにたどり着く。やめたい、とか、消えたい、とか、何もないのに絶望ばかりが大きくふくらむ、そういうところ。

この繰り返しが日常になる前にストップしておけるなら、と思う。じゃないと去年の繰り返しになってしまう。何が悪かっただろうと思うけれど、やっぱり先週ほんの少しがんばりすぎてしまったこと、わたしはそこまでできないのだということ、が、まだわかっていないということなのだなあと思ったりした。できる、って思っても、ほんの少し自分に制限をかけること。そういうのがいまは必要なのだね。

とりあえずこういうのはメモしておく。やりすぎてしまわないこと。やくそく。

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年越しバトン2014

麻子さんの「痛覚」でやっている年越しバトン。ゆくとしくるとし！

・2014年のこの一冊！　という本を教えて下さい。（2014年発行でなくとも構いません。コミック可）

君は永遠にそいつらより若い (ちくま文庫)

読もう読もうと思ってずっと読んでいなかったのだけれども読んでよかったと思ったしこれからも繰り返し読みたいし、読みながら、ああ、こういうところを書いてもらえるのかと、しみじみ尊いと思った。

・2014年のこの一曲！　という曲を教えて下さい。（2014年リリースでなくとも構いません）

最近よく聞いているのは坂本真綾さんの「プラチナ」

坂本真綾 「プラチナ」 - YouTube

カードキャプターさくら　見たい！

・2014年一番注目していた人を教えて下さい。

（三次元）SISTAR
（二次元）西谷夕

・2014年の重大ニュースを3つ選んでください。

　政治が全般的にひどかったですね…
　個人的には体調を崩して仕事をお休みすることになり、自分の限界値がそんなに高くないとわかったこと

・2014年の流行語を勝手に選んでみてください

　ままよ～ままよ～

・2014年を漢字一文字で表してみてください

　渦。
　おおきな渦のなかにいました。

・あなたが2014年一番嬉しかったことは何ですか？

　一番、というとむつかしいですが、展示をできたこと。共有結晶3号を出せたこと。マラリーに出られたのもうれしかったです。

・あなたが2014年一番悲しかったことは何ですか？

　うーん、これなんともいえないのですが、父が亡くなったこと、なんだろうと思う。悲しいといわれる分野でおこったこと、ってかんじもするのですが、わーってわめくような悲しみでなく、静かに静かに、ふと悲しくなるような、そういうかんじです。

・あなたが2014年ハマったもの（こと）を教えてください。　

　韓流アイドル。はじめてソウルに行きました。

・あなたにとって2014年はどんな年でしたか？

　転換点になる、のだなあと思います。働き方や生活そのものを見直す機会となりましたし、まだまだその最中。

・2014年にやり残してしまったなあということはありますか？

　いまできることは基本的に全部できたかと思います、が、ハイキューをまだ読み切っていません！ので！この休みに読みます！

・2015年の目標を教えてください。

　体調第一。ちみちみしつこく、好きなことを適量やる。

いくつかの整理

12月頭の週末、実家に帰った。父のお世話になっていた病院に挨拶にいくためである。母はなかなか一人では、と言い、わたしも山の上にある病院を目指しながら、雪のなか兄とともに病院へ向かった景色を思い出してしんどいものだなあと思ったのだった。

ひとが一人いなくなる、ということは大変なことであるよなあと改めて思う。

悲しいさみしい、とかそういう感情だけでなく、そのひとがもういないのだ、という事実に慣れていくには時間が必要で、生活ががらりと変わるかというと、否応なく変わってしまった、そのことになかなかついていけない。わたしは東京で暮らしているから、ある意味では実家に帰ることが非日常であるけれど、母や兄にとっては実家の生活が日常であるのだから、わたしよりもずっと変化は大きいだろう。

それでもお世話になっていた先生にきちんと挨拶にいけたことはよかったのだと、そうだ、よかったのだと思いながら家に帰った。

病院でこんなことを聞いた。「亡くなったひとはいなくなったのではなく、これからもともに生きていくのです」。きっとそうなんだろう。仏壇に向かって自然と「親父さん」と話かけている自分がいる。コーヒーを入れれば父の分も、ワインをあければ、小さなワイングラスに一杯、お菓子をもらえばまずは仏前に。そうすることで存在を（存在があったことを）確認しているんだろう。

東京に帰れば、お父さんどうしているかな、とふと思って、ああもういないんだった、と思うときもあれば、宇宙旅行に行っている夢を見たりもするから、どうしているかな、の問いの先に返ってくるものは喪失だけではないのだ（と思いたいのかもしれない）。

11月からわたしはほんの少しおやすみをいただいているわけだけれど、最近やっと休むことにも慣れてきた。こうしてなんてことはないことを書いたり、本を読んだりしつつ、何をしていくのか、ということを少しずつ考えたりしている。それから、こうして文字になるときにはやっぱりすべて終わった後なのだ、と思う。すべて過ぎて、少し時間がたってから、あるいは解決されてから、でなければ文字にはならないから、「いま」を書き留めることのむつかしさを思う。

さて、これからなにが出るかな。まだわからない。

おみくじには「旅行 利なし。ひかえよ」って書いてあった

けど、ここのところ元気だったので神戸とか行ってきた。

そしたら体は本当に元気なんだけど声がでなくなりました＾▽＾今年二度目でおれってやつあ……ちゃんとレギンスにサルエルを重ねて、腰にホッカイロもはってあったかくしていったのに……もこもこしていたからか同居人のAちゃんには「ジプシースタイル」と言われました。わりと気にいっています。じゃなくて、おかげでいつもより静かな時間を過ごしております。

旅自体はライブ目的だったのだけれど、異人館などなど、すごくおもしろかった。行き帰り飛行機だったのだけど、それもすごくよかった。また行きたいなと思ったけれど、日本よりは海外に行きたい気がします。次はもっと元気になって、さらにあたたかくなってから。

あとこれ、同行者のくるくるさんとも話していたのだけれど、関西だと人によくぶつか、る…？　避けるのがむつかしくて、いつもの通りに歩いていると「あっ（ぶつかる）、あっ（ぶつかる）、すみ（ぶつかる）、すみませ（ぶつかる）、あっ（ぶつかる）！」みたいなかんじでした。最後のほうどう避けるかばかり考えていた。

すっかり年の瀬ですね。もう気分は冬休みです。来週は少し、工房に顔出したりしなければ。来年からは体調整えつつ、もろもろ復帰です。ひつじ、ぜんぜん作れていなくて申し訳ない。

わたしはここからどこに向かっていくんだろうなあ。まだわからない。まだまだツケの消化試合中。