おはよう、新しい１年

お盆も年末年始も、自分の誕生日でさえ、さして祝うものでもなくなっていた昨今、周りの人たちのおかげでなんとか保たれているよろこびというのもあるのだなと感じ入る週末でした。誕生日、パフェを食べに行きましょうと誘ってもらい、お茶しながらああだこうだお喋りして過ごすなどしました。三連休の真ん中で都会は街に繰り出す人々でごった返していた。

そこで六年前に一度休止となった短歌の教室が再開されることを聞き、もうずいぶん読んでないし、作ってもないが、と思いつつも、先生と友人に会いたいがために申し込んだりしました。陶芸も中国語のレッスンもちょうどやめたところだったので、これも何かしらのめぐり合わせかなと思いつつ。(大学の勉強はあとちょっとなので単位取りきるところまではやろうと思ってる)

40歳になっていよいよ人生も半ばで、ラッキーだったらまだまだ生きられるけど、早ければいつ死んでもおかしくないし、ここから20年くらいをめいっぱい楽しまなかったら後悔するだろうなと思うことが増えました。人の顔色ばかり伺って人と人のバランスをとるのが仕事であり役割みたいになってきた10年であったので、そのために得た能力みたいなものを、もっと自分のためにも使おうと思っているのでした。とはいえ、この力のおかげで何かしらを解決できる場面もあるし、その役割のおかげで人とつながっていられるというのもあるのだけど。

それはそうと、少し前に、ふと、もう子どもじゃない、ということに改めて気づき、それ以来、すこし親戚や家族との関係も変わってきたように思う。大人になっちゃったなあ。なんでも一人でできるようになって(そして一人であることがわたしにとってはとても大事であることを改めて確認し)、人間として良くも悪くも仕上がってきたかんじがある。自分にできること、できないことの限界も見えてきた。ここからどんどん固くなりやすいから、できるだけやわらかい状態を保ちたいところです。