生活🐌の記録

いるようでいない、いないようでいる

2017-01-01から1年間の記事一覧

きっとずっとしない約束

ルームシェアをはじめて4年半になる。 はじめは4人、ひととき5人になり、さまざまな巡り合わせののち3人に落ち着き、今に至っている。古いマンションだが広さがあるので、みんなで過ごす楽しみとひとりで過ごす時間を行き来しつつ、そこそこ穏やかに暮らして…

2017年総括

すっかり今年は総括が12月に入ってからとなってしまった。来年のことまだぜんぜん見えておらず、1月のことなどすっかり忘れていて、なんというかなんというかです。 1月 仕事がつらかったことしか覚えていない。年末年始で8年使っていた眼鏡が半分に割れて、…

揺れうごくうつわとしてのわたし

最近仕事で知り合ったひとに、いま一番興味を持っていることは何ですか、と訊ねられ、BLですね、と答えた。 へえ、BL。BLってあのBLですか? 重ねて訊ねられたので、そうです、と答えた。 わたしがBLを読み始めたのは中学生のころで、そこから20年ほど経って…

なんとなく

Log サイトを作ってしまったので置いておきます。 こっちもときどきまだ更新しますが、向こうの更新メインになっていくと思います。

駆け下りていく

たとえば恋愛。たとえば結婚。たとえば出産。たとえばキャリア。たとえば、たとえば、たとえば、いくつものあるであろうとあらゆるところで耳にする可能性。そういうものを選べるということは、たとえば選ばない、と選択できるということは、それだけで一段…

いのちづなをよる

二次創作の存在を知ったのは12歳のときで、ようやく意味がわかるようになったのは19歳のときだった。中学高校で出会った友人たちは版権ものの二次創作をし続けていたし、わたしも隣で見てはいたものの、自分でやることはなかった。単純にできなかったのだと…

こえをとりもどす

転職してそろそろまる三カ月。ざわざわと自分も言葉も荒れていくなかで、今日やっとすこしマイペース、みたいな時間の使い方ができた。慣れない環境にいらいらバタバタし続けるのも終わりにできるかなあ。漢方もきちんと再開。すこし飲まなかっただけでどう…

活動記録

2017 2017/08/05 『詩客』「砕氷船」のコーナーにエッセイ「アサッテに叶えられたユリイカ、そして」寄稿。 http://blog.goo.ne.jp/sikyakuesstannka/e/9f557291543f6df62223a1f9f4efb0b7 2017/02/20『NHK短歌』 2017年3月号「ジセダイタンカ」のコーナーに…

都市のいきもの

仕事帰りに喫茶店に寄る。お茶をするつもりがついしょっぱいものを食べてしまう。テーブルに出てきたタバスコと粉チーズをまっすぐ並べると奇妙な満足感があり、物を組み合わせて並べる遊びを思い出していた。その場にあるあらゆるボトルをいちいち高さを揃…

もういないひとを連れて

日本ガイシホールで行われたJUJUのライブへ行く。去年の6月、同居人に誘われて国際フォーラムのライブへ行ったのが最初で、以来ぽつぽつライブがあれば行くようにしている。 JUJUは昭和歌謡とスナックが好きで、今回のライブも「スナックJUJU」と称してスナ…

どうでもいいこと

会社の昼休みに同僚と外へ食べに出て、帰りに「女性のためのセルフプロデュース講座」という紙を持った人を見かけた。あまり見るのも失礼であることはわかっていたのだけれど、ついその文字列が気になって見てしまい、女性のためのセルフプロデュースとはな…

見あげた空はぽっかりとして

歌集 うはの空 作者: 西橋美保 出版社/メーカー: 六花書林 発売日: 2016/07 メディア: 単行本 この商品を含むブログを見る 年始から西橋美保さんの『うはの空』を少しずつ読み進めていた。 気に入った歌、気になった歌はぽつぽつツイートしていたのだけれど…

がんばらねば、を過ぎて

あけましておめでとうございます。 年末に引いた風邪がなかなか治らず正月いっぱい寝尽くしてさきほど東京に帰ってきました。新幹線はとても混んでいたけれどもひかりに乗れたのでさほど大変ではなかった。帰る道すがらだんだん悲しくなってきて、いま東京駅…