生活🐌の記録

いるようでいない、いないようでいる

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国芳展も森美術館のイ・ブル展もすごくよかった。国芳展は今日までだけど、イ・ブル展はまだまだやってるのでぜひ。

「わたしたち」という「わたし」を超えたところの地平へいくことのできる、その地平とつながるための手段を提示しているような作品たちでした。作品そのものが「わたしたち」という地平にいくための鍵となっている。わたしはその前で「わたし」を忘れればいい。あとは作品が人間という存在の奥底にまでつれていってくれる。人間という生命が今この瞬間に、それからこれからの未来にどう在るのか。またいままでどう在ってきたのか。

芸術ってこういうことのためにあるのかと思わずにはいられなかった。またいきたいくらい。展示もすばらしかった。

国芳展はもっと庶民の生活にコミットしていて、国芳という人物が絵を通して伝わってくるすてきな展覧会でした。あたたかな気持ちになったし、国芳がますます好きになった。弟子たちとの日常を書いた小説があるようなので早速読みたい。惜しむらくは前期をみにいかなかったこと。前期と後期で結構内容が違ったみたい…いけばよかった! 

はーもっと詳しくいろいろかきたいけど、今日はここまで。いっしょにいってくれたSさんありがとう〜。たのしかった! またあそんでね。