生活🐌の記録

いるようでいない、いないようでいる

表面を撫でてみている

夜中に何度も目が覚める。冷房をつければ寒く、かといってつけないと暑く、2時間ごとくらいにトイレへ行ったり水を飲んだりしていた。外は雨。嵐になるかもといわれた数日前よりもよほど降っていた気がする。しばらくうとうとして、朝になってから横になったままduolingoを小一時間やった。

自分にとって心地よい文体がなかなか戻ってこないため、人の書いた日記作品をぼちぼち読んでみている。『富士日記』も注文してしまった。他者の書いた日記の文章には、おのおのにリズムがあってそれはきっと日常と深く紐づいているのではないか、などと考えたりする。ひとの気配を耳をそばだてながら、わたしはわたしの文体を引き連れてこなければ。

昼過ぎから望海風斗さんのライブ『SPERO』を配信で見た。途中でネットワークの調子が悪くなり、最後まで見るのは諦めて、友人と久方ぶりにおしゃべりした。最近のちやほやについて聞かれて、生活にまったくといっていいほど変化がないので、少し答えに迷ったけれど、終わったあと『富士日記』を買ったことかなあ、と思った。本はいつでも、心の一部分をうれしい感じにしてくれる。じっとしていても外の世界を連れてきてくれる。それ以外だと、セールなどで秋まで着られそうな服を買ったりはしているのだけど、それはちやほやとは少し違う気がする。普段着として質の良いものを、少しでも安くで仕入れておきたい、みたいな気持ちで買ったからだろうか。晴れ着を選んだり、買う機会があったらいいのにね。人にもほとんど会う機会がないので、すっかりそういうものからは遠ざかっている。

朝はベーグル半分と、ヨーグルト。ほうじ茶。昼は夏野菜たっぷりのそうめん。夜はナシゴレン、オニオンのサラダ、小松菜としめじのコンソメ煮。デザートにゼリーまで食べてしまった。