生活🐌の記録

いるようでいない、いないようでいる

鈍い動きで問題ありません

今年は春から夏にかけてしんどい気分が続いて、またしばらく薬を飲んでいたけれど、安定してきたので最近はとんと飲んでいない。病院に行き、話すことは話し、もらうものはもらっているけれど、「元気でないときだけ飲むんでいいからね」という先生の言葉の…

ゴミ捨てのこと

怒れないと体の内側が熱をもつ。 * ゴミ捨てをよくする。何故かよくする立場になる。生きていれば日々ゴミを生み出さずにはいられず、どうやったって気づいたらゴミがたまっている。仕方ないので集めて、ふくろをしばり、ゴミ捨て場まで持っていく。なんてこ…

前提はみんなちがうのだ

不穏な日記を書いたままそのままにしてしまったけれど、生きています。 毎月元気なときと、元気じゃないときを行き来していて、元気なときはそこそこ動いている。続くかわからないけど日記を再開する。 2019/07/23 一日在宅。途中で抜けて試験を受けに行った…

ゆううつを飼いならす

刃物で肉体を傷つけるようになったのは中学生のときで、そのころからそれが「メンヘラ」と揶揄される、といっても当時はそういう言葉はなかったような気がするけど、とにかくそういう行為なのは知っていたので、人にバレたらへらへらとして、ファッションだ…

あたり一面いのちだらけ

ばかみたいだけど、一生懸命働いてきたんだな、と思った。心が折れた瞬間に。というか心が折れるって瞬間的には気づかなくて、ぽつりと、あれっておかしいと思うんです、と口に出せた瞬間に、あれっ!?わたしいまぽっきぽきじゃん、と思ったりするもんなん…

404 not found.

良し悪しがわからなくなってすっかり表に出せなくなっていた短歌を、ああもういいや、と思って好きに放流している。ファボがついたり、つかなかったり、リアクションをありがたいなと思いつつ見つめているけれどひとによって好き/きらい、は分かれる、当然…

合理的な伝え方

土曜日、ビルとビルの合間を強い風が吹き抜けていった。風すごいですねえ、ねえ、春ですかねえ、ねえ、それはそうとミモザですねどうしたんですかそれ、そうなのきれいでしょうミモザの日だって知らなくって花屋さんであったもんだから、そうかミモザの日な…

おまじないだよ

去年末に起こった、といっても別にいまはじまったわけでもないのだけれど、いつもの、そういつもの身内のごたごたに疲れ、諦めようと思いながらもときどき発作のようにどうにか取り戻せないか、となる。相手にそれを告げては叶わないことにがっくりして、あ…

たまたま地球のいきものとして

お財布の中身を確認せずに出かけてしまい、目的の美術館着いたところで入るお金がないことに気づいた。ATMを探しているうちにサントリー美術館が目に留まり、せっかくだしと思い、河鍋暁斎展を見る。 暁斎は弟子入りが9歳とかで(早いなと思ってしまうけど、…

ここはひねもす

20190223 広島文フリのために東京駅から新幹線に乗る。今回はホテルと新幹線がセットになっているツアーでの旅だったので、駅弁を買うとお茶がもらえるクーポンなどを使って愉快なはじまり。 車内で販売されているアイスクリームが販売終了するということを…

終わりとはじまりの2019年

身内のことでバタつき、ひどく落ち込んでしまって気の休まらない年末年始でしたが、東京に戻ってきてからすぐ友人たちがご飯に誘ってくれたり、今日は短歌の友人に会って、いろいろ話を聞かせてもらったりして(完全にわたしのお悩み相談室だった)、ひとつ…

2018年総括:積み上げられていない気がいつもしてしまう

総括しようしようと思いつつ年末ぎりぎりになってしまった。 いつものことながら、毎月何かしらでめそめそしていた。振り返ってみると基地作ったり、共有結晶Vol.4作ったり、陶芸再開したり、大学に入学したり、お酒を控えるようになったりと、いろいろ動き…

(フィクションのなかの)悪に生かされている

先日「BAADY」を観たあと、バンドの話などをしていて、久しぶりにDir en greyの最新曲のPVを見た。相変わらずえぐさが極まっていた。Youtube用に表現規制していた映像であっても十分すぎるほどで、あのもやの向こうでは人間の体が松かさのように開かれていた…

対岸へ渡る、通販はじめました

本を作りました おひさしぶりです。 出す出すといいながら数年経ってしまったのですが、短歌と川柳をまとめた本を作りました。2013年から2017年までの作品が入っています。 bltanka.booth.pm 二次創作で個人誌は出してきたわけですが、一次創作で、かつ詩歌…

ハロかな

週末がたのしい。平日もつらいわけではないけれど、週末の、この夜更かしがたのしい。お酒も飲まず、こたつにはいって、えーもー住み始めて何年? この歌って何年前の歌? えーうっそ、もうそんなにたつの? いま何歳? まじかー出会ったときはこんなだった…

きっとずっとしない約束

ルームシェアをはじめて4年半になる。 はじめは4人、ひととき5人になり、さまざまな巡り合わせののち3人に落ち着き、今に至っている。古いマンションだが広さがあるので、みんなで過ごす楽しみとひとりで過ごす時間を行き来しつつ、そこそこ穏やかに暮らして…

2017年総括

すっかり今年は総括が12月に入ってからとなってしまった。来年のことまだぜんぜん見えておらず、1月のことなどすっかり忘れていて、なんというかなんというかです。 1月 仕事がつらかったことしか覚えていない。年末年始で8年使っていた眼鏡が半分に割れて、…

揺れうごくうつわとしてのわたし

最近仕事で知り合ったひとに、いま一番興味を持っていることは何ですか、と訊ねられ、BLですね、と答えた。 へえ、BL。BLってあのBLですか? 重ねて訊ねられたので、そうです、と答えた。 わたしがBLを読み始めたのは中学生のころで、そこから20年ほど経って…

駆け下りていく

たとえば恋愛。たとえば結婚。たとえば出産。たとえばキャリア。たとえば、たとえば、たとえば、いくつものあるであろうとあらゆるところで耳にする可能性。そういうものを選べるということは、たとえば選ばない、と選択できるということは、それだけで一段…

いのちづなをよる

二次創作の存在を知ったのは12歳のときで、ようやく意味がわかるようになったのは19歳のときだった。中学高校で出会った友人たちは版権ものの二次創作をし続けていたし、わたしも隣で見てはいたものの、自分でやることはなかった。単純にできなかったのだと…

こえをとりもどす

転職してそろそろまる三カ月。ざわざわと自分も言葉も荒れていくなかで、今日やっとすこしマイペース、みたいな時間の使い方ができた。慣れない環境にいらいらバタバタし続けるのも終わりにできるかなあ。漢方もきちんと再開。すこし飲まなかっただけでどう…

都市のいきもの

仕事帰りに喫茶店に寄る。お茶をするつもりがついしょっぱいものを食べてしまう。テーブルに出てきたタバスコと粉チーズをまっすぐ並べると奇妙な満足感があり、物を組み合わせて並べる遊びを思い出していた。その場にあるあらゆるボトルをいちいち高さを揃…

もういないひとを連れて

日本ガイシホールで行われたJUJUのライブへ行く。去年の6月、同居人に誘われて国際フォーラムのライブへ行ったのが最初で、以来ぽつぽつライブがあれば行くようにしている。 JUJUは昭和歌謡とスナックが好きで、今回のライブも「スナックJUJU」と称してスナ…

どうでもいいこと

会社の昼休みに同僚と外へ食べに出て、帰りに「女性のためのセルフプロデュース講座」という紙を持った人を見かけた。あまり見るのも失礼であることはわかっていたのだけれど、ついその文字列が気になって見てしまい、女性のためのセルフプロデュースとはな…

2016年ふりかえり

大厄らしい一年前半も後半もどたばたで、ああ、これがうわさの大厄・・・(ゴクリ)みたいな派手さがありました。いろんな事件が起こり、それを収束させることで手一杯でした。とくに身内のどたばたを解決せねばならないというのにはほとほと困り、しみじみお金…

思い出にできるのは

去年の12月、まだ若かった友人が亡くなり、今日やっとお墓参りすることができた。広大な霊園の一角。誰かがきたばかりなのか、まだ枯れていないお花がそこにあり、誰かの痕跡があることに勝手な感想ではあるけれど、よかったと思った。 その友人とは半年ほど…

メガネが見つからない

さっきからメガネを探しているけれどみつからないので仕方なくコンタクトレンズをつけた。わたしは裸眼で両目とも0.02ほどであり、手のひらを顔の前数センチ程度にまで近づけないとしわが見えない。持っているメガネの矯正視力は0.5~0.6程度、コンタクトだ…

出来ること、出来ないこと

2016年も終わりに近づき、残り2ヶ月と少し、毎日が高速で過ぎていくので、一生もこんな風に終わっていくのか・・・みたいなセンチメンタルを抱えそうになるのはさむいからかもしれない。 日々は平和でありつつも何も事件がないわけでもなく、過ぎたことを振り返…

つれづれ

仕事。にわかにバタバタしているけれど、薬をきちんと飲んでいるから調子は良い。薬を飲んでいるときと飲んでいないときの落差が大きくて、薬は必要だと思うけれども飲まなくなったときどうなるんだろうなあと思ったりする。つらいときは飲んでいいよ、と先…

ぼくたちは点滅するひかり

夕飯はコンビニで買ってきたお鍋に麦ごはんを入れて食べ、頼まれた原稿のことを考えながら、資料の漫画をぽつぽつ読んだ。大好きな漫画なので持っていないはずがないのだけれど、誰かに貸しているのか見当たらなかったのでもう一度買った。こういうことはよ…