生活🐌の記録

いるようでいない、いないようでいる

伊勢旅行1日目

15日朝、実家から新幹線に乗る。雨はまだふっていなかった。西から流れてきた雨雲とすれ違うようにして豊橋へ。ナツさんと駅前で待ち合わせる。ナツさん夏ぶり! わー! うれしくってうへへとなりながらナツさんの運転で伊良湖港へ向かう。1時間半くらい。そこでちょうどよくきていたフェリーに飛び乗って、大きく揺られること1時間、つきましたよ、まってました伊勢! 鳥羽港に着くころには雨がすごくなっていた、けど、今回の旅で何がすごかったって、バスや船でほとんど待つことなく乗れたということ。なにかとタイミングがよくて。

そこからバスに乗って夫婦岩を見にいった。まだ伊勢が物珍しいわたしはいろんなところできょときょと。雨に濁っていたけれどきっとはれていたら美しい海なのだろうなあ。濁っているといっても淡いブルーで透けているのがよくわかった。

夫婦岩のところで第一回ごはん。てこね寿司と伊勢うどんのセット。伊勢うどんはもこもこしたうどんでした。あまめのお醤油がかかってる。てこね寿司はごはんの味つけが大好きだったもんで、最後までてこね寿司もっかいたべたい…といっていた。他にいろんなものをたべてたので、はいらなかったんだけど。

そこからバスに揺られて先に宿に向かうことに。

今回の宿。なんともまあレトロというか、純和風の古い宿で、出来たのは昭和元年だそう。中庭をぐるっと囲むようにして建物がたっており、渡り廊下にはガラスもなにもなく外。冬はたぶんすごく寒い。トイレもお風呂も洗面台も共同。だけどね、無駄がなくてすごく好きなかんじでした。本当に泊まるのには十分で、その過不足ないかんじがほんとにしっくりきて、こういう生活したいなあとぼんやり思った。建物を丁寧に使っているのだろうなとも思ったし、中庭の植物が目に美しかった。

荷物を置かせてもらって、河崎のあたりをぐるっと散策。
古い蔵や日本家屋をリノベーションした小さなお店がたくさんあるのです。雑貨やさんだったり居酒屋だったり。昭和や大正の古道具をおいてあったりもして見ているだけで楽しかった。歴史を感じられるものがすごく好きです。

その中の喫茶店に入ってチーズケーキと紅茶をいただきつつ、No.6とかピンドラの話をした笑 どこだってオタクな話はするよ!

で、もうちょっと散策したあと、宿に戻ってふたりして小一時間寝る。体力回復。ドラクエとかで寝ると体力が回復するってのがあるけど、あれはあながち間違っていない。

良い時間になったところで先ほど見かけた蔵の中の居酒屋へ! なんとおいしい魚が手にはいらなかったときは店を開かないという、魚推しのお店で、わたしたちがいったときも、もういくつか魚がおわっちゃって、あるものしかないんですが、なんて。あるものだけで十分ですよ! お造りがめっちゃおいしくってどうしようかと思った。どれも身がぷりぷり! 使ってるうつわを見る楽しみもあり、お酒もおいしくてねえ… 日本酒(風の宮というお酒。すっきりしたお酒で、なんか、きれいな味だった また飲みたい)を頼んだら好きなぐい飲みを選ばせてくれて、そういうのもよかった。わたしが今回使ったのは志野焼っぽいやつ。

魚料理をお腹一杯食べて宿へ戻って、お風呂に入って就寝。
雨だったけど、雨でもOKてかんじだった。ああもう一回いきたい。