満月。
仕事帰りに本屋さんをはしごして、漫画とデザインの書籍を眺めた後に文庫本を一冊買った。
わたしのなかでの答えを出す助けにと思って手にとったのだけれど、ちょっと良い本だったのでおすすめ。まだ読み途中なんだけど。工業デザイナーや建築家、いろんなものづくりにかかわるひとたちの仕事に対する思想や仕事(製品?)を生み出すまでの手順や方法がインタビューのようなかたちで紹介されてます。
何故つくるのか。何故撮るのか。何故書くのか。そしてどう生きていくのか。あわただしい時間の中で見失いがちな「働く」ということ、「つくる」ということを原点にまで引き戻してくれる本です。
余談ですが本が読めたので*1、テンポを取り戻してきたのだなあと思っています。自分のテンポが守られてないと呼吸さえできないのかと思うと情けないけれど、これはゆるくゆるく付き合っていくしかないものだなとも思う。
できるだけ投げ出さずにいたい。
*1:最近漫画以外読めなかった