生活🐌の記録

いるようでいない、いないようでいる

平安の紫

先日、友人と紫式部は同人作家の走りだという話をした。恥ずかしいことにわたしは源氏物語を読んだことがない。古文で読んだことがあるのは宇治拾遺物語枕草子徒然草くらいのもので、そんなわたしが紫式部について話すのもどうかと思うが、少なくとも内容を聞きかじる限り、源氏物語がけして健全なだけの物語ではないことには間違いなく、登場人物に実在の人物のモデルがいることも考えれば、紫式部もきっと萌えっとしてたんじゃなかろうか、というおかしな仮説が成り立つわけだ。で、それを読んだ女房たちはこぞって「これ萌える! 続きを!」てなことになったんじゃなかろうか。平安の世で女房たちも萌えっとしてたんだなあと思うと、日本は大昔からそう変わっていないのかもしれない、ていうのは言いすぎかもしれないけど、でも日本のオタク文化は大昔からの流れのような気がするのです。