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雑多な日記

恋人たち

新宿駅で手をつなぐ老夫婦を見た。何かを思うより先に涙が競りあがってきて、ホームに上がってからもしばらく奥歯をかみ締めていた。自分が何故泣いたのかよくわからない、なんてことはない。言葉にしたら、こわくなったのだ。先が見えないことも、自分に一ミリの期待も持てないことも、こわくてこわくてたまらない。ノートにつらつら気持ちをかき考えていたら、一人で死ぬのがこわいんじゃなかった、一人で生きていくことが不安なのだと思った。
一晩寝て、明日はまたゆるりと過ごす。
ゆめをみているのだ、と思う。だけれどゆめを生きられはしないし、現実を生きたいから、このゆめはもう見ない。