生活🐌の記録

いるようでいない、いないようでいる

虹色くれよん「リハーサル」

 先週の土曜、知人に誘われて見に行った。場所は高円寺の明石スタジオ。以前、カナリア派の舞台をここで見たことがある。100人ほどしか入らない小さな箱だが意外と高さがあるのでそこまで狭く感じない。

 虹色くれよんはワンコインでお芝居を楽しめるを目標?に活動している社会人劇団だ。今回のお話は結婚式前日、3年前から関係のこじれてしまっている父と娘の物語だった。派手さはない。演出も、話の進みも、脚本もこじんまりとまとまった地味なお芝居だ。だけれど終わりよければすべてよしというか、前半のテンポの悪さを後半でカバーし、かつほっこりと暖かい気持ちにさせてくれる良作だったように思う。余計なアドリブや台詞を削ってテンポ良くできたらもっともっとよくなるお芝居だったと思います。

 何はともあれ、もし来年(1年に1回の公演なので)もやるのなら、見に行きたいなと思う。