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雑多な日記

揺れる

「汽車は流星の疾きに、二百里の春を貫いて、行くわれを七条のプラットフォームの上に振り落す。」



電車に揺られながら帰る。

血のつながりを前に今まで必死に築いてきた自分ががらがらと崩れたり 見てみぬ振りをしてきた感情を突き付けられたりしてがっくりしながら、それをやり過ごすのではなく乗り越える方法をぽつぽつと考えていた。

親族故に長い間、価値観の相違を受け入れられずに嫌い続けてきた人がわたしにはいて、それには存分に妬みも加わっていたのだけれど、話を聞いてもらううちにうまく線引きする方法の端っこを見つけられたような気がする。

羨む要素はひとつとしてないのだと思った。わたしはわたしの道に誇りを持ちたい。今持っている価値観やものさしは両親や友人や周りにある全てのものから教わったもので 時間をかけて育ててきたものだもの。そこにわたしにとっての嘘はひとつもない。



少しだけ泣いた。しょうもないと思って、けれどしょうもないと思ってしまったことにも落ち込んだ。自分をしょうもないと思うことは今までの時間を蔑ろにすることだ。



誇りをもちたい。自分を恥じるな。周りを信じろ。歩け歩け歩け。