生活🐌の記録

いるようでいない、いないようでいる

ざっくり


 25日。月曜日。
 二つ希望を出していたうちの一つが通りそうということで、朝1で都心に業務説明をうけにいく。90パーセント決まりだと思ってくださいといってもらいほっとひと安心。帰りに事前準備のための本をちょこちょこ探す。

 仕事の報告もせねばと母に電話。そこで父が検査入院をしていることを知る。高い確率で癌らしい。あわてて検査をしているのは骨への転移を心配して、とのこと。正確な結果が出てから治療方法や今後の父の仕事のことについては決めていく。

 母はそのことを兄にもまだ話していない。「結果がちゃんと出てから話そうと思って」。言おうよ、と思ったけど、そういえば、父も健康診断で引っかかっているのをずっと母に内緒にしていた。なんだうちの家。ただ、そういう両親の性格をわたしは存分に受け継いでいる。

 先週に引き続きイヲナさんと会えることになり、おじゃましてそのままお泊り。
 やり方を教えてもらいながら女神転生をやらせてもらう。

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 26日。火曜日。
 契約のため再び都心へ出る。
 仕事にせよ、部屋にせよ、保証人の欄にいつもは父の名前を書いてもらってきたので、契約書の空白にどきっとした。今まであまり考えたことなかったけど父に何かがあったらと思うとぐずぐずした気持ちになった。母のことも思った。

 デパートでキッシュとたまねぎのグラタンを買う。
 帰って(といっても、おじゃまして)女神転生の続き。レベル上げ。強い敵になるとイヲナさんに倒してもらう。わたしだといつまでたっても終わらない。なんでこんなに覚えられないんだろうってくらいゲームの仕組みも魔法の名前も覚えられない。

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 27日。水曜日。
 女神転生。ときどき仕事の準備。

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 28日。木曜日。
 主に、女神転生。間違いない、こういう生活をゲーム廃人と言う。たのしくてやめられないのだ。

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 29日。金曜日。
 夜から友人の舞台を見に行く。ダンスと聞いていたけど思いのほか芝居だった。迷子になったのでたどり着いたのは舞台がはじまってからだった。高校生の頃の友達なので、ついつい全体よりもその子ばかりみてしまう。その子が踊っている様子ばかりみていたからお話としての感想が言えず。
 
 人が何かを表現しようとするパワーはすごいと思う。元気をもらう。
 夜、女神転生サーフ。今回はおホモ萌ではない。
 
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 30日。土曜日。
 これから実家に帰ります。父のこともだけど、母がやっぱり不安げにしているのも気になって。
 父のことを母は「もうまな板に乗った鯉になるしかないから」と言っていた。わたしもそう思う。検査結果が出たころに帰ろうと思って週末までのばしたものの、まだでてないみたいだ。
 ま、今日は顔を見に帰ります。
 
 今回、仕事を良い風に変えられたこともあって生活にちょっと余裕ができるので、実家にできるだけ顔を出そうと思う。おみやげ買って帰ろう。



 私信。ほんとにお世話になりました!