生活🐌の記録

いるようでいない、いないようでいる

ヘヴン

 川上未映子のヘヴン。

 読んでる途中はいろいろ思ったのね。物語としてはストレートすぎるとかいろいろ。だけど終わりに近づくにつれ、電車の中でこらえ、改札を出てからもこらえ、言葉では説明できないものでいっぱいになって、でも大声で何かを叫びたくて書いています。上手いとか下手とか内容が哲学がどうこうとかそういうことじゃないんだー。なんかもう、読んだんです、としかいえない。この本をわたしはこれから繰り返し読むと思う。