2001年、わたしは17歳だった。学校を転学する直前で、自力で眠ることも外に出ることも難しく、昼夜逆転のかたつむりのような生活をしながら「明日」が重たくて仕方なかったころだ。 夜の11時過ぎ、テレビでありえない映像が流れた。ビルに飛行機が突っ込むと…
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